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私がMindTalkを導入した2000年の5月からちょうど3年が過ぎた。
導入は新規開業と同時であったのでカルテ移行の問題はなかった。
開業直前に勤めていた病院でも、私がカルテの電子保存など電子化を推し進めてきていたし、諸般の事情で全体の電子化は叶わなかったが、個人的に初診時の病歴だけはワープロで入力したりしていた。
その流れから、開業するなら電子カルテを使うというのは至極自然なことであった。以前の病院で病歴をワープロ化すると看護師等職員の評判はきわめて良かった。なぜなら悪筆であった私のカルテがきちんと読めるようになったからである。
私の専門の精神科領域では特に病歴がきちんと記載されていることがまず治療の第一歩なのである。病気の経過だけでなく患者さんの生まれ育ちや家族の状況も含めて理解して初めてその人の発病が理解でき、さらには今後の治療の方向性も見えるのである。キーボードで入力すると、当然の事ながら悪筆も達筆も区別無く読みやすくなる。さらにカルテをメモ感覚で走り書きすることが無くなり、きちんとまとまりのある文章を記載するようになったという利点もあった。この訴訟の多い時代にはそれも大きなポイントとなると思う。
さて、電子カルテの選定に当たっては数社にデモを見せて貰った。私は元々個人的にMacを使用していたので当然Mac対応のソフトにした。性能を比較して、最終的に2社が残ったが、見栄えの良さ、デモに出向いてくださったアガペの田中代表の対応の良さ等からMind
Talkに決めた。
電子カルテを決めると言うことは、後々のその医療機関の将来を左右するものなのでそのような覚悟を持って選定の必要があると思う。しかし、導入した後が問題であった。私のところは単体ではなく、受付と診察室、サーバーの3台のパソコンを院内LANでつないだ分散型のシステムを導入した。
新規開業で毎日、患者さんが一人来るか来ないかというところからスタートした。そう言う状況でも電子カルテを動かす度にフリーズが生ずるのである。ひどいときは一人の患者さんの診療でクリックする度に4,5回フリーズしたことがあった。それは最悪の状態であった。フリーズするとその度毎にデータが消えるので毎回、カルテを書き直さないといけないのである。サポートにも頻回に連絡を取ったが原因不明であった。
どうにもならないので問題の切り分けを考えた。診療用のパソコンだけが古いタイプにCPUアップグレードカードを挿して改造して使っていたので、それが原因ではないかと考えて5ヶ月後に新機種に入れ替えた。しかし、それでも状況は変わらなかった。
そうなるともちろん、ソフトの側の問題と言うことになる。その直後に、アガペの田中代表が福岡に新しいソフトを持ってこられた。開発を2,3年早めてシステムをより安定性の高いクライアント・サーバシステムに変更したと言うことであった。
当院での問題がありアガペ側でも実は陰でその対応が進められた結果と言うことであった。
以来、そうしたトラブルは全く生じなくなった。サポートの方々も一時期の私のクリニックからの電話には大変だったと思うが、本当にこちらも大変だった。私も開発の一翼を担った気持ちであった。現在はきわめて安定したシステムなので知人が新規開業する時には必ず電子カルテを勧めるし、さらにはMindTalkを推薦している。
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