日本の医療に関する意識調査⑧

電子カルテ「MindTalk」

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先週の続き

日本の医療に関する意識調査

2022 年臨時中間調査(日本医師会総合政策研究機構)

コロナ禍における生活意識の変化

かかりつけ医に期待する役割・機能
国民がかかりつけ医に望む医療は、「どんな病気でもまずは診療できる」（66.6％）、 「専門医・専門医療機関への紹介」（64.5％）、「健康管理のための助言や継続的な指導」 （57.9％）が上位 3 項目であった。

どんな病気でも診療（相談）でき、専門医に紹介して くれると同時に健康管理を行ってくれる医師を望んでいることが示唆される。

また、「予 防医療・ワクチン接種」（48.9％）、「病歴・処方の把握」（43.3％）への期待も示され た。

年齢層によってかかりつけ医に期待する役割に違いがある。
例えば、65 歳以上の年齢 層では健康管理、病歴や処方の管理、在宅医療、介護サービスへのつなぎへの期待が高い ことが示された。また、若い世代では夜間休日への問い合わせ対応への期待が高い。
かかりつけ医に期待する役割や機能は年齢層によって異なることから、地域の人口構成 や提供体制の影響で都市規模による違いも示された。

オンライン診療
オンライン診療 かかりつけ医がいると回答した人のうち、必要に応じてかかりつけ医からオンライン診 療を受けたいかを尋ねると、必要に応じて受けたいと回答した人は全体の 31.3％であった。
かかりつけ医に限らず、オンライン診療を望む割合とほぼ同じであった。

年齢層によって異なり、30 歳代、40 歳代ではそれぞれ 52.7％、54.2％で半数以上を占 めていた。一方で、70 歳以上でオンライン診療を希望する割合は 14.8％であった。

医療全般の満足度とかかりつけ医の有無
日本の医療全般への満足度については、全体の 18.3％が「満足」、59.5％が「まあ満 足」で、全体の 77.8％が「満足（計）」であった。

第 7 回調査での割合は 76.1％で、ほとんど変化が見られなかった。
一方、かかりつけ医がいる人は、いない人に比べてより満 足度が高いことも示された。
年齢階層別に見ても、かかりつけ医がいる人はいない人より も高い割合で満足していた。

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